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立春。母が背負い、つないできたもの。


先日、息子が東京でつくった経営者の輪「つつしたの輪」へ、

母と一緒にご挨拶に行ってまいりました。

歩くことが少し苦手になった母。 今回は、 トヨタの C+walk S に乗り、駅では駅員さん方の親切に 助けていただきながらの東京行きでした。

「大丈夫ですよ」「ゆっくり行きましょうね」

その一つひとつの声かけに、母も、私も、何度も心があたたまりました。

90歳になった母が、こうして東京まで足を運べたこと。 それは、決して当たり前のことではなく、 多くの人のやさしさに支えられての一日でした。

父がこの世を去り、志半ばで果たせなかった夢を、 母は静かに引き受けました。 自分の人生よりも、家業を守り、人を守る道を選んだ人です。

現場に立ち、手を動かし、誰よりも早く工場に明かりを灯し続けてきました。 そして、子どもたちの居場所として始めただがしやでは、 今も変わらず、「おかえり」と迎えるような笑顔で店に立っています。

東京で、母は多くを語りませんでした。それでも、その佇まいと穏やかな笑顔に、 自然と人が集まり、場がやわらいでいくのを感じました。

息子がつくった「つつしたの輪」。それは、父の思いを母が受け継ぎ、 その思いが、次の世代へとそっと手渡された瞬間でもありました。

父の夢は、母の手で守られ、育てられ、 今、私たちの足元で確かな形となっています。

この春、私たちは新天地でのスタートを迎えます。 つつしたが飛躍する年に。 多くの方のやさしさに支えられていることを忘れず、 足元を大切にしながら、希望をもって一歩一歩、進んでまいります。

立春。母とともに迎えられた、 この東京の一日を胸に。

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こんにちは。樋口メリヤス工業株式会社の中江です。 当社は92年にわたり靴下をつくり続けてきました。 いま、私が一番力を入れているのは 次世代へ日本のくつしたづくりを継承すること です。 そのために、今年から大学生のゼミを開講しました。 学生さんたちには「製造の現場」を実際に体験してもらい、糸から靴下ができあがる過程を学んでもらっています。さらに「販売の現場」も体験してもらうため、毎月POPUPス

 
 
 

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